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2006.04.12

サロンからマーケッティングに

【 エコデザインの繋がり (1) 】

Monday, April 10

 お世話になります。MP委員会の西村澄子です。皆さんにご紹介してください。
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エコデザイン協議会の皆様へ

4月9日の高知新聞『 エコに幸あり 〜四国の環境ビジネス〜 』に、
「メッセ2005」がきっかけになったような企業が紹介されていました。

松山市の新興工機さんは、産業振興センターの松崎コーディネーターのご紹介で、
サロン委員会が主催した「とされいほく視察」にも参加され、「メッセ2005」
では、木質ペレットのペレタイザーのデモンストレーションを会場入口でされて
いた方々です。

デモンストレーションに、竹ならたくさんあるというのでやっていましたが、
「ストーブではカスが出て木質のようにはいけませんが、面白い話がありました。
牛の飼料になるのでは、と言われる方がありました。」とおっしゃっていました。

そのヒントを活かし、ビジネスとして進められているということです。

やはり、行動して多くの出会いをもつことがビジネスチャンスにつながるのだと
改めて思いました。
もちろん素晴らしいアンテナとやる気があってのことでしょうが。

エコ協議会の役割が、「形」につながっているということがうれしくてお知らせ
したくなりました。

そもそも、新興工機さんのペレット製造装置は、高知の土佐テック(香南市
夜須町)や須崎燃料(須崎市)と共同開発し、土佐テックが製造しているものです。


          エコの輪が広がりますように!


Mon, 10 Apr 2006 新興工機の佐野善徳さんより 「メッセ2005」があったからこその乳牛への飼料化です。 18年度において輸入飼料に負けない竹・醤油粕ペレットの確立、生産工場建設及び 販売網の整備等この半年が勝負と見ております。 只お陰様で、県畜産試験場の担当や愛媛大学農学部の教授との出会い(共に頑張る スタンス)が有り非常に助かっています。飼料生産販売には国の許可が必要で、 その為のデータや研究はこのメンバーによりバッチリ完成しそうです。 内子町の「○○○」がまだ届いていないので、報告も兼ねて出向くつもりですので、 もう少しご辛抱ください。 ペレットクラブでの打ち合わせの為、京都に行きました。 (4/6・4/7)6日の夜は二条城の夜桜(ライトアップ)に出かけました。 400年の歴史以上の京の雅が感じられ、日頃の悩みが如何に些細な事なのか、と あっという間の時間でしたが、一週間にも感じられる時と空間を体感しました。 この時の気分と同じような瞬間を西村さんのメールを見たときに感じました。 なんかふっと癒しの空間に入り込んだ状態です。また面白い事が起こりそうな時が 有りましたらお知らせください。何時でも飛んで行きます。
Thu, 13 Apr 2006 産業振興センターの松崎さんより 竹の飼料化については調べたことがあります。 1980年代に北海道や九州の公的な研究所で盛んに研究されました。 23年ほど前には、 林野庁が三菱重工に研究委託し、飼料化のプロジェクトを 組んで研究したこともあります。(報告書があるそうです) 竹を飼料として使うためには、竹の主成分の一つであるリグニンを分解する必 要があ ります。それには、高温・高圧が必要で、そのためにエネルギーコスト が高くて断念してきた経緯があります。 もう一つは、栄養分が全くないことです。そこで、現在では、肥満防止のため の増量材として考えられています。 宮崎県の企業がリグニンを分解した上で、繊維状にして製造・販売しています。 (丸和林業の○○さんがその企業をよく知っていま す) 九州を中心に肉牛用に使われている、と聞いています。 高村さんも、竹資源事業協同組合で、高知県の畜産試験場と共同で実験などを やったはずです。その場合は、竹の粉末と思います。 今まで、ペレットにする話は聞いていません。 もしかしたら、ペレット化(高温・高 圧下で製造される)によってリグニンが 分解されるのかも知れませんね。ペレットに するなら、栄養分を加えることも 可能ですし、良い考えかもしれません。
上記のような情報がHP委員会に寄せられました。 高知エコデザイン協議会のメンバーには、いろんな専門分野の方々がおいでな ので、アイデアやヒントから様々な事業へ発展させる可能性が見えてきます。
 事 務 局
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