2003.01.08

HAIKU・ 俳 句 ・HAIKU


(2)俳句は型から覚えよう



それでは次の基本形へ行ってみよう。
最近の俳壇では少なくなっているが大切なのだ。

さて、「型・その2」 


例句
  寄せ書きの灯を吹く風や雨蛙    渡辺水巴
  ふるさとの沼のにほひや蛇苺    水原秋桜子
  真下なる天龍川や蕨狩       富安風生
  ひとびとの言葉しづかや初蕨    八木林之助 


  ●●●●●/●●●●●●や/季語(名詞)
   上五      中七    下五


これはかなり難しいが、中七に詠嘆の「や」が付いたもの



名句の極意は、ここでも、上五・中七は繋がったフレーズ
しかも、下五の季語と直接かかわりのない内容にすること

つまり上五・中七のフレーズで、ある風景なり、人事の場面が
具体的に思い浮ぶように作るのがこつ


たとえば、下五句には、 

「梅の花」とおいて作ってみよう

どうだ、できるかな? 

                (-。-)y-゜゜



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